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第79回選抜高等学校野球大会

愛知県からは出場校のなかった、2007年、第79回選抜高等学校野球大会。
希望枠からセンバツに出場し、森田貴之投手が一回戦から決勝戦までひとりで643球を投げきり、甲子園で旋風を巻き起こした阪口慶三監督率いる大垣日本大学高等学校(岐阜県)の応援チケットです。
決勝戦では意外な愛知県対決(東三河対決)になりました。

3月23日、開幕!春夏通して初出場の大垣日大を含め、出場校全32校の入場行進。行進曲はTOKIOの「宙船(そらふね)」でした。
開会式に続いて行われた、 第1試合、佐野日大の2年生エース・出井優太投手と大牟田のエース、阿部和成投手の投げ合いは、佐野日大(栃木)7−0大牟田(福岡)。 第2試合は今大会注目の大阪桐蔭の中田翔選手登場!日本文理(新潟)0-7大阪桐蔭(大阪)。 第3試合は常葉学園菊川のエース左腕、田中健二朗投手と仙台育英のエースの佐藤由規投手との投げ合い。常葉学園菊川(静岡)2-1仙台育英(宮城)と、センバツ開幕試合は好カードが目白押しでした。ちなみに、今大会から出場全選手が平成生まれです。

まずは、3月28日、一回戦、岐阜県の隣の県の滋賀県、北大津高と隣県対決!


一回戦、大垣日大(岐阜)7―4北大津(滋賀)で勝利
森田投手は「監督さんからリラックスしろと言われ、肩の力を抜いて投げられた」と振り返った。

そして、3月30日、二回戦、21世紀枠出場で、東国原宮崎県知事の母校でもある、都城泉ケ丘高との特別枠出場対決!


二 回戦、都城泉ケ丘(宮崎)1 − 4大垣日大(岐阜) で勝利、 準々決勝へ。
一回1死満塁。両校の命運を分けた、スクイズを巡る攻防。
森田投手は「ランナーが走るのが見えたので、外した」と振り返った。

本来であれば、準々決勝が行われた4月1日はナゴヤドームへ。
大垣日大は5季連続甲子園出場の強豪関西と対決!
関西(岡山) 1−9 大垣日大(岐阜)で勝利し準決勝へ。
もちろんドラゴンズも勝利!

4月2日、準決勝。けがで本調子ではないものの初戦で20奪三振をマークした大田投手がエースの帝京高と対戦。


準決勝、帝京(東京) 4− 5大垣日大(岐阜) で勝利、決勝へ。
「打たれてもいいから、バックを信じて思い切って投げた」と森田投手は振り返った。

ついに、4月3日、決勝戦。
相手は、秋季東海大会準決勝で敗れた常葉菊川高!
大垣日大は特別枠(希望枠)として初の決勝戦進出!
常葉菊川(静岡) 、大垣日大(岐阜)両校とも初の決勝戦進出!
そして、東海勢対決!
なんと、愛知県からは出場校のない今大会で、両校の投手は愛知県(東三河)出身!
選手同士意識してなかったようだが、初の東三河出身投手の投げ合いとなった。


↑常葉学園菊川の田中投手も、大垣日大の森田投手も
「愛知勢対決? 特に意識してなかった」と口をそろえた決勝戦、
常葉菊川(静岡)6 − 5大垣日大(岐阜)で常葉菊川が優勝、大垣日大が準優勝。
1人で全5試合計643球を投げ抜き 進撃を支えたエース森田貴之投手
「こんなに雰囲気のいい所で1人で投げられた。満足です」
と涙はなかった。

補足 東三河とは?

愛知県は大きく分けて、尾張地方、西三河地方、東三河地方の3地域より構成されます。
面積比はほぼ1:1:1、人口比はほぼ7:2:1といわれています。総人口は約77万人。
東三河(ひがしみかわ)には、豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、北設楽郡設楽町、東栄町、豊根村、宝飯郡音羽町、小坂井町、御津町の5市5町1村があります。
2002年4月17日に豊橋市で47年ぶりとなるプロ野球公式戦(中日−阪神戦)が行われ、
その翌年の2003年から2007年まで、次のような東三河出身若しくは東三河にゆかりのある選手が毎年ドラフト会議で指名されプロ野球選手が誕生しています。
 そして、東三河の高校の甲子園出場は、「1975年に国府高校が夏の甲子園に出場!」以後、2008年(平成20年)春 第80回選抜高等学校野球大会に21世紀枠により成章高等学校が出場!!
1976(昭和51)年、国府高校、夏の甲子園大会に出場時「5000人の大応援団」として全国的に取り上げられましたが、今回も渥美半島からバス96台を連ねて甲子園へ。到着した大応援団はアルプス席だけでは収まりきらず、外野席にまではみ出しました。その成章応援団は最優秀応援団賞を受賞しました。


2002年4月17日に豊橋市で47年ぶりの開催となったプロ野球公式戦のチケット。

東三河出身若しくは東三河にゆかりのある選手のドラフト会議指名状況
6年連続、ドラフト指名!!!!

2003年新人選手選択会議(ドラフト会議)
城所龍磨選手・2巡目指名・愛知県豊川市(旧・宝飯郡一宮町)岐阜・中京高−ソフトバンクホークス。
2004年新人選手選択会議(ドラフト会議)
沢井道久(澤井道久)選手・11巡目指名・京都市出身・豊川高-東海理化−中日ドラゴンズ。
2005年大学生・社会人他新人選手選択会議(ドラフト会議)
藤井淳志選手・3巡目指名・豊橋市出身・豊橋東高−筑波大−NTT西日本−中日ドラゴンズ。
2006年大学生・社会人他新人選手選択会議(ドラフト会議)
森福允彦選手・4巡目指名・豊橋市出身・豊川高−シダックス−ソフトバンクホークス。
青木高広選手・4巡目指名・岐阜市出身・県岐阜商高−愛知大-日産自動車−広島東洋カープ。
2007年高校生新人選手選択会議(ドラフト会議)
田中健二朗選手・1巡目指名・新城市出身−常葉菊川高−横浜ベイスターズ。
2008年新人選手選択会議(ドラフト会議)
中川大志・2巡目指名・豊橋市出身−桜丘高−東北楽天ゴールデンイーグルス。


豊川高校出身の森谷昭仁選手のサイン入りチケット
(1997年ドラフト3位指名・京都府京都市出身・豊川高−大阪近鉄(1998-2004) - 東北楽天(2005-2008) )


岩瀬 仁紀選手のサインボール
(1998年ドラフト2位指名・愛知県西尾市出身・西尾東高-愛知大学(豊橋)−NTT東海(名古屋)-中日ドラゴンズ)
西三河地方に生まれ、
東三河地方の愛知大学に進学し、
尾張地方のNTT東海(名古屋)に就職した、
岩瀬選手こそ、真のドラゴンズご当地選手だと思います。


城所龍磨選手のサインボール
(2003年ドラフト2位指名 豊川市(旧・宝飯郡一宮町)出身)
ソフトバンクホークス


豊川高校出身の澤井道久選手のサインボール
2004年大学生・社会人他ドラフト11位指名
中日ドラゴンズ


豊橋市出身の藤井淳志選手のサインボール
2005年大学生・社会人他ドラフト3位指名
中日ドラゴンズ


愛知大学出身の青木高広選手のサインボール
2006年大学生・社会人他ドラフト4位指名
広島東洋カープ


豊橋出身豊川高校卒の森福允彦選手のサインボール
2006年大学生・社会人他ドラフト4位指名
ソフトバンクホークス

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