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広島東洋カープ由宇練習場〜由宇球場〜
ウェスタンリーグ
中日ドラゴンズ対広島東洋カープ戦(2007.4.13)

ついに、行ってきました。
広島の二軍の本拠地、山口県岩国市由宇町にある広島東洋カープ由宇練習場、通称、由宇球場、噂に違わぬ凄いところでした!
ピッチャーが投げればミットに納まる音が聞こえ、打者が打てば打球音が聞こえ、走者が走れば、まるで巨人の星のオープニングのようにザッザッザと砂を蹴る音が聞こえ、守備では外野のセンターの選手がレフトの選手にシフト確認をする声も聞こえる。もちろん、ベンチからの野次、歓声も丸聞こえ、ブルペンも手を伸ばせば届きそうな距離!まさにカープの「虎の穴」ならぬ「鯉の穴」!


↑平日で天気も悪かったせいか、観客は多く見積もっても100人程度でした。


↑間近に近づけるブルペン

さらに、選手も地元の人も皆とても親切でした。
例えば、選手から「今日何時に出発してきたの?」と声をかけられたり、
地元の人は、まるでガイドさんのように親切に球場のことを説明してくれたり、タクシーの運転手さんも球場までの道中、いろいろ由宇について教えてくれたり、ファンも試合後にサインを貰うときに「一人ひとつ」の暗黙のルールがあるのか、一人で野球カードなどに何枚ももらう人はいなかったです。
「選手」「地元」「ファン」の三者の関係が見事で感動的でした。


↑由宇球場は、ビジターチームが1塁側ベンチ。ビジターの中日ベンチ。


↑スコアボードは小さいです。試合は久本選手の好投、藤井選手のホームランで3-0で
ドラゴンズ勝利!

駅から球場までは、ゴルフ場周辺のような雰囲気。
でもゴルフ場ようなの立派なクラブハウスはありません。
画像のようなプレハブがドラゴンズ選手の控え室です。
ドラゴンズはビジターにもかかわらず1塁側ベンチです。
球場への入場は無料(当然チケットもないです)、でも駐車場は有料(500円)、タクシーでは由宇駅から往復3,000円です。
球場にはグッズ売り場も売店もありません、ジュースの自販機だけがあります。
入場は無料の為か、バックネット裏やベンチ上からの観戦できず、場内アナウンスの声は小さく、スコアボードも小さく、外野からの観戦もできず、ファールボールも貰えないので、プロ野球観戦というよりプロ野球見学といったイメージです。
でも、迫力や臨場感があり、選手を近くで見ることもできます。
また、 ドラゴンズの青のビジターユニフォーム姿が新鮮です。
まさに「プロ野球最後の秘境」の名にふさわしい球場でしたが、また行きたいと思わせる「プロ野球最後の夢の薬園」でした。


↑画像左のプレハブがビジターチームの控え室。


↑試合後の練習風景


試合後、平田良介選手、堂上直倫選手、 西川明選手に
サインをしてもらいました。


地元の方オススメのカープの前田健太選手にサインを頂きました。

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